もし医師としての実績よりも収入を最優先させたいのであれば、そして外科医として確かな腕があるのなら美容外科医を選択する道もあります。美容外科医の行う施術は殆どが自由診療で、医師やクリニックが自由に治療費を設定出来ます。
 
他のクリニックに比べて高品質の美容外科手術が提供出来ると、施術を希望する患者が連日押しかけ、医師の年収も億単位となるケースも。きちんとした手術が出来る医師であれば、勤務医でも2~3年で2,000~3,000万円の高い報酬が望めます
 
ただスキルのない医師の場合、医療ミスで訴訟を起こされてしまうリスクもあるため注意が必要です。
 

美容外科の求人は高報酬が特徴

 
実際に医師の転職情報をチェックしてみると、美容外科の求人は小児科医師の募集と同程度の数しかないのが現状です。内科や外科(整形外科)のように求人数が多いわけではありません
 
ただし注目すべきはその年収。他の診療科目医師の年収が約800~1,500万円前後であるのに対し、いきなり初年度から1,500万円前後、なかには4,000万円もの信じられない高年収を提示している求人もあります。
 
高い報酬が欲しい、美容分野に興味がある、外科の実績がかなりある医師は転職には特に有利。手術の経験が殆どない医師がいきなり美容外科に転科するのは非常に難しいので、高い収入を目指す外科医師は注目です。
 

スキルのない医師にとっては難しい診療科目

 
 
美容外科は病気の患者を治療するわけではなく、見た目を美しく変えるために行われる外科手術が中心です。自由診療なので患者が治療費をほぼ100%負担する事になり、施術費用も数十万円~数百万円と高額になりがち。
 
100%患者負担なので仕上がりがイメージ通りではないと揉める元になりますし、手術の失敗などで訴訟を起こされるリスクも他の診療科目に比べて格段に高くなっています。そのため高い外科スキルがないと訴訟続きで大変な事になってしまうでしょう。
 
またそれまで外科、整形外科などで多くの実績を積み上げたとしても、一度美容外科に転科するとスキルの積み上げはそこでストップ。再び外科に戻ろうとしても採用が難しくなる傾向にあります
 
医者の仕事は本来、病気になった患者を治療する事です。その道から外れた医師は異端児とみられても仕方がありません。もし美容外科に転科するのであれば、再び元の診療科目に戻ろうとは思わない方が良さそうです。
 

美容外科医の開業

 
スキルと人気のある美容外科医は、その高い年収から勤務医でも開業資金を貯めるのは比較的容易です。人気とスキルのある美容外科医は積極的に開業し、億単位の年収を稼ぐ例もあります。都心のタワーマンションに住み、高級外車やレジャーボートを所有して人並み外れた豪華な生活を送る事も夢ではないのです。
 
ただ、億単位のお金を稼ぐ美容外科医は多忙を極めており、常に休む暇なし
どれだけ大金を稼いでも使う暇がないのが実情かもしれません。