社会が複雑になればなるほど人とのコミュニケートが難しくなり、ストレスを溜めやすい現代。さらに人手不足で一人で多くの仕事を抱え込み、文句も言えずに長時間労働で疲労し精神病を発症してしまうケースも多くなりました。現代はストレス社会と言われていますが、そのストレスにより精神疾患を発症する方が増えているのです。
 
さらに高齢者を中心に患者数が増加している認知症も、精神科医師が診察・治療を行う病気。
このような事情まり精神科医師のニーズは今後もさらに増大すると予測されており、高収入を目指す医師にとっては非常に魅力的な分野と言えるでしょう。
 
また、精神科では高額な医療機器を購入する必要がないため、開業したい医師にも有利です。イニシャルコスト削減で開業でも高収入が期待できる診療科目でしょう。
 
 

需要の伸び続ける精神科分野

 
うつ病や統合失調症、双極性障害などの精神疾患を発症する方は年々増え続けています。2000年に約205万人前後であった患者数も、2014年には約392万人。約15年間に約180万人もの増加となっています
 
社会構造が大きく変化しない限り、今後も精神病患者が増えこそすれ、減る事はないでしょう。さらに認知症患者は2017年の時点で約500万人を突破していると推測されており、やがて1,000万人を超える日も遠くないと言われています。認知症も精神科医師の手がける疾病であるため、これからも精神病・心療内科の分野は多くの患者が押し寄せる可能性は高いです。
 
このように需要の伸び続ける診療科目だけに、当然ながら医師求人数も多く、医師の転職としては成功しやすい分野となっています。さらに精神保健指定医や精神科専門医などの国家資格や称号があれば採用に有利。入職後の給与についても有資格者は上乗せしてもらえる傾向にあります。
 
 

精神科は男性医師に有利

 
 
一方で精神科は、患者が突然暴れる・暴言を吐く・医師や看護師に危害を加えるなどの危険が他の診療科目に比べて高いのが特徴です。患者が暴れると安全のために身体拘束を行う必要がありますよね。
救急車ではなくパトカーで運ばれてくる患者は特に重篤で、病院の中にある椅子やパソコンなどの備品を振り回して暴れる方もいます。このような状況から精神科には男性医師や男性看護師が多いのが実情です。
 
 

開業すれば高収入の期待大

 
精神科や心療内科はMRIやCTなどの高額な医療機器は必要ありません。とくにクリニックにこのような医療機器が導入されている事は殆どないため、開業時のイニシャルコストが他の診療科目に比べて抑えられるのが大きなメリットです。初期投資にお金がかからずさらに患者数が多い事から、開業すれば比較的短期間に事業を軌道に乗せる事が出来る可能性大。
 
精神科医は勤務医の場合、年収約900~1,300万円前後が多くなっていますが、開業すると2,000~3,000万円の年収も決して夢ではありません。勤務医として修業を積み開業する医師もいます。