今や日本人の4人に1人が65歳以上の高齢者となり、世界でも類を見ない「超高齢社会」がすでに到来しています。2040年前後をピークにして高齢者の数は右肩上がり。高齢化で増え続ける患者数に対応するため、高齢者をターゲットにした医療機関も増えています。
 
高齢者は骨粗しょう症やフレイルなどで転倒・骨折などのリスクが高まります。そのため、外科や整形外科のニーズも高まっており、事実「診療科名別にみた医師数」によると外科医師は医師全体の8.2%(約22,000名)、整形外科医は7.2%(約19,000名)を占めています。これは一般外科に次ぐ現役医師数となっており、今後も超高齢化を背景にして外科(整形外科)医師の数は右肩上がりの上昇を見せると予測されています
 
中でもリハビリに特化した整形外科は高齢化社会にはなくてはならない診療科目。このページでは整形外科医の就職事情についてまとめました。
 
 

超高齢社会到来で患者数増加

 
 
今や街を歩くと、子供よりも高齢者とすれ違う事の方が多くなりました。それもそのはず、日本の人口の4人に1人が65歳以上の高齢者なのです。高齢になるといつの間にか骨折やフレイルによる転倒・骨折、また老化からくる筋力低下などの症状も増加。そのため多くの高齢者が整形外科を受診しています
筋力低下の回復・対策として、理学療法士が付き添ってのリハビリやマッサージなどの医療サービスを提供している病院も多いです。
 
整形外科医はどの患者にどのような医療行為を行うかを指示する重要な役割を負っており、専門性の高い医療スタッフを管理しなければなりません。
高齢者だけではなく、交通事故やスポーツの事故などで骨折・脱臼した患者も多数やって来ますので、お子さんから高齢者まで幅広い年齢層に対応出来る医師である事が望まれます。クリニックでは人当たりの良さ、優しさ、気さくさな医師の方が人気が出る傾向です。
 
 

整形外科医の求人は多め

 
医師の転職でも整形外科医の求人は比較的多め。ただ非常勤医の求人は全体から比べると、10:7程度の比率で若干少ない傾向にあります。非常勤医の求人の場合、日給が10万円の職場もあり、常勤医と非常勤医を合わせて勤務するとかなりの収入になる可能性も。
 
日給が高いため、プライベートを優先させたい、非常勤で仕事をしたい整形外科医も満足できるレベルでしょう。さらに電子カルテの操作が出来る医師や一般内科にも対応できる医師は好待遇となっています。
 
 

整形外科医の年収は?

 
整形外科の年収は1,000~1,500万円が最も多くなっています。若い勤務の場合、年収600万円の求人もありました。もちろん医師不足のエリアやベテラン医師の場合、また開業医の場合には年収2,000~3,000万円になるケースもあります
 
開業医はリスクもありますが、成功すれば勤務医年収の数倍の収入が実現可能です。もし将来起業を考えているのなら、患者数の多い整形外科はかなり有利な診療科目と言えるでしょう。